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航空券の手配|旅のパーツ

航空券の手配について
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Bonjour!
自分でつくる旅、Laboyage(ラボヤージュ)のMeikoです。

フランス・イギリスを旅する時、まず必要になるのは目的地までのチケット。
今回は個人旅行で航空券を手配するときに必要になる情報や手順を確認しながら、実際の予約サイトの使い方をみていきましょう。

個人旅行の航空券の手配方法は

  • 旅行代理店の窓口に相談しながら購入する
  • 空港のカウンターや電話で航空会社から直接購入する
  • オンラインの比較サイト(SkyscannerやTrip.com等)で購入する

などがありますが、今回は私、Meikoがよく利用する手段であるオンライン比較サイトを利用すること、フランスやイギリスを旅することを前提にお話します。

CONTENTS

航空券を予約・購入する前に決めておきたいこと

旅に出たい!その気持ちだけでただ闇雲に航空券を探すのはおすすめしません。
もちろん、気ままに思いついた行き先を入力してみるのは楽しいものですが、下にあげた項目をある程度決めた上でチケットを検索すると、ぐっと情報の解像度が上がってきます。
あこがれの旅を現実のものにするため、ぜひ箇条書きで書き出してみてください。

  • 行き先(滞在したい都市や町、複数でも可)
  • 出発日、期間
  • 予算
  • マイレージの有無(貯めるかどうか)
  • 利用するクレジットカードの海外旅行保険の確認(自動付帯・利用付帯)

旅行計画や旅の記録には、私も使っている「トラベラーズノート」もおすすめです✈️

それでは、1つずつ詳しく解説してみますね!

航空券の手配・その1:行き先を決める

まずは行き先を決めましょう。
イギリス、フランス、といった国を決めるのはもちろんですが、滞在したい街も重要になります。
広大なフランスはパリ以外にもたくさんの素敵な街があるのですが、広大なゆえに国内の移動に意外に時間がかかることも。次でお話しする旅程も関わってきます。
まずはあまり深く考えずに、滞在したい都市や街をいくつか挙げてみるといいでしょう。
次の「期間・出発時期」を決めるうちに、自然に絞られてくるはずです。

航空券の手配・その2:期間・出発/帰国日を決める

次に大事なのが、旅行期間と出発/帰国日です。
お仕事のお休みの都合などで旅行期間を決めるのはなかなか難しいですよね。
それでも、出発のタイミング次第で価格も変わってくるので、予算に限りがある場合は特に大事なポイントです。


海外航空券の金額が安い時期は1・2月、逆に高額になるのはGW中や7・8月です!


試しに、東京発パリ行き、4月上旬と8月のお盆のあたりで比較してみましょう。
※確認時期:2024年3月上旬 比較サイト:Skyscanner

【2024年4月8日(月)〜4月15日(月)の場合】

■最安プラン:126,689円(中国東方航空利用・乗り継ぎ1回)
■エールフランス直行便:204,360円(羽田発)

この期間はショルダーシーズン(旅行客や予約が中間程度の混み具合のシーズンのこと)にあたるため、比較的安価な航空券が多くみられます。

【2024年8月9日(金)〜8月18日(日)の場合】

■最安プラン:177,319円(中国東方航空利用・乗り継ぎ1回)
■エールフランス直行便:238,760円(羽田発)

学校の夏休みやお盆休み期間中は1年を通じても最も高額になるハイシーズンにあたります。
どうしてもスケジュールが合わない場合はやむを得ないですが、日程にある程度融通が効き、予算を抑えたいという場合は、この時期の海外旅行は避けたほうが賢明です。

【出発時期による差額】
中国東方航空…177,319-126,689=50,630円
エールフランス…238,760-204,360=34,400円

このように、同じルートでも出発時期で価格に大きな違いがみられます。
他にも出発時刻(午前発は割高、深夜便は比較的安価な傾向)や価格を調べたタイミング、空席状況によって、つねに航空運賃は変動しているのです。特に人気の高い夏休み等のハイシーズンのチケットは、出発が近くなるにつれて高額になっていく傾向があります。
かといって、一概に早く取れば取るほど安い、というものでもないのが航空券購入の難しいところ。
各航空会社が突発的に行うバーゲンセールや、空席の穴埋めのために突如安い座席が出たりすることもあるのです。

そのため、海外行きのチケット購入を考えるなら、狙った旅行期間のチケット価格をこまめにサイトでチェックすることをおすすめします。
次の項目でもお話しますが、予算に合ったチケットが出た時にすぐに手配ができるよう、情報収集が大切になってきます。
また、利用したい航空会社が発行するメールマガジンや公式LINEに読者登録して、最新のセール情報を確認できるようにしておきましょう。

出発・帰着の曜日によっても価格が変わる!

基本的に「金・土」曜日に出発、または帰国する便は、他の曜日より割高になる傾向があります。
1日ずれるだけで数万の違いが出ることも。
週末に出発し、週末に戻るのがスケジュール上便利なことが多いのですが、もし週の半ばに出発・帰国できるようであれば航空券を節約できるかもしれません。

これは出発日による東京〜パリ間のチケットの代金の違いを表しています。(Skyscannerより)
緑色が安く、黄色が中間、赤が高額なのですが、週の半ばが比較的安めで週末は高め、7月後半に入ると赤文字がぐっと増えています。
どうしても日程をずらせないイベント等がないのであれば、ハイシーズンを避けてプランを立てるのもお勧めです。

個人的にフランス・イギリスのベストシーズンは花が美しく咲き乱れる5〜6月だと思っています✨
昼が長く、7〜8月ほど暑さも厳しくないので、街歩きも充分に楽しめますよ♫

航空券の手配・その3:予算

海外旅行の費用の大半を占めるのが、航空券。
一般的に「直行便」は高額で「経由便」は比較的安価になります。

【直行便とは】

目的地まで乗り換えなしで飛べるフライトのこと。(※国内乗り継ぎは含まず)
例)東京ーパリ
  関西空港ーロンドン 等

★直行便のメリット
乗り継ぎなしで目的地まで1フライトで行ける
・限られた旅程の場合、移動時間が短縮できて滞在時間を長く取れる
・日本からの直行便の場合、客室乗務員が日本人、または日本語が使える場合が多い

直行便のデメリット
運賃が高い
・便数や出発時間が限られている

【経由便とは】
目的地まで何度か飛行機を乗り継ぐフライトのこと。
例)東京ー台北ーロンドン
  福岡ー上海ーパリ 等

経由便のメリット
運賃が安い
・目的地以外の都市にも立ち寄れる(乗り継ぎ時間による)
地方都市からの出発だと東京・大阪等から直行便に乗るより時間を節約できる場合がある

経由便のデメリット
・時間がかかる
・乗り継ぎに不慣れな場合、経由地で戸惑う可能性がある
・日本発の便でも日本人の客室乗務員が乗務しなかったり、日本語が通じない事がある
・預け荷物を一度取り出さなければならない場合がある(便や目的地による)

どちらにもメリット・デメリットがあるので一概には言えませんが、
「海外個人旅行は初めて」「語学にあまり自信がない」方にはまず、日系直行便の利用をお勧めします。

海外旅行の最初のハードルは、やはり国際線の飛行機への搭乗手続きではないでしょうか。
出発地の日本の航空会社カウンターには日本語ができるスタッフがいるのが当たり前ですが、
海外の空港では日本語が話せるスタッフがいるとは限りません。
日系(ANA・JAL・PEACH等)の飛行機であれば、その点安心です。

個人的には「語学力はなくても海外旅行は楽しめる」という持論をもっているのですが、
はじめのうちはひとつでも不安材料がない方が、安心して旅することができるはずです。

もし目的地への直行便がない場合……
そんな時はとにかく、情報を集めて旅のシミュレーションを重ねることをお勧めします。
・乗り継ぎ空港でのトランジットの方法、所要時間の確認
・乗り継ぎ時間が長い場合の過ごし方(空港内外)
・必要になりそうな英会話のフレーズ(搭乗口はどこですか、等) などなど

もし心配になったら、ぜひLaboyageのインスタグラムのDMから質問してみてくださいね。
お答えできる範囲で管理人がサポートいたします!

航空券の手配・その4:マイレージ加算の有無

「マイレージ」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
航空会社が展開するマイレージプログラムの会員になることで、搭乗距離に比例したポイントを付与され、そのポイントに応じた無料航空券や割引航空券、座席のグレードアップなどのサービスを受けることができます。 

せっかく海外に行くならマイレージを貯めたい!
その場合は、購入するチケットがマイレージの加算対象になっているかどうかを確認することをお勧めします。

航空チケットの比較サイトでは、価格順に並べることで簡単に安いチケットを探すことができます。
けれど、この「安いチケット」には落とし穴も。
その一つが、マイレージの加算対象になっていない、またはとても低い積算率であることです。

マイレージは…
「区間マイル」に、運賃種別や予約クラスごとの「積算率」を掛けて算出されます

ANAやJALのサイトには簡単に獲得マイルを計算できるツールがあるので、ぜひ利用してみましょう。

ここではANAの例を掲載します。(ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション)

パリ(CDG)発 東京(HND)行きのEチケットの抜粋です。
ここに記載されている【CLASS S (Y)】が運賃種別(予約クラス)になります。

予約クラスは「S」なのでプルダウンメニューからSを選ぶと、積算率は「50%」と表示されます。
※利用カード種別は所持している「ANAカード ワイド」を入力しています

必要事項を入力して「計算する」ボタンを押すと、このように結果が表示されました。

マイル(獲得マイル)…3,871マイル=フライトマイル + ボーナスマイルの合計
フライトマイル区間基本マイレージ(6,194)×50%(予約クラス別積算率)=3,097マイル
ボーナスマイル区間基本マイレージ(6,194)×50%×25%(利用カード別積算率)=774マイル

※管理人はANAカード(ワイド)を所持しているため、774マイルの「ボーナスマイル」が加算されます。

ここでご紹介したチケットは、ANAのオフィシャルサイト(仏)で一番安かったチケットになります。
そのため、積算率は50%と低めの設定になっています。
予約クラスが高く(F/A/J)になると積算率は150%、
同じ路線・保持カードでも獲得マイルは11,613マイルと2倍以上になります。
もちろんその分価格は上がりますが、効率よくマイレージをためたい場合はできるだけ予約クラスの高いチケットを狙うのがポイントです。

また、航空系クレジットカードの有無とその種類によっても、獲得できるマイレージは大きく変わってきます。
ANAプレミアムカードを保持している場合、利用カード別のボーナスマイル積算率は50%となり、獲得マイルは4,645マイル(+774マイル)になります。

ちなみにこれはパリー羽田の片道分のマイレージになります。
基本的には往復するとこの2倍のマイレージを獲得できる計算になります。
ただし、チケットによっては行きと帰りで異なる予約クラスが設定されている場合もありますので、
購入前によく確認してみてください。

予約クラスを確認するにはエクスペディアを利用!

獲得マイレージがどのくらいになるかをあらかじめ知るためには、予約クラスの確認が大切です。
しかしながら、SkyscannerやBooking.comでは、チケット予約時に予約クラスを知ることができません。
予約・購入が完了した時点で送られてくるEチケットに記載されていることがほとんどです。

そんな中、予約サイトで予約クラスを確認できるのがエクスペディアです。
エクスペディア ホームページ
世界的に利用されている検索サイトで、航空券はもちろん、ホテルの予約も可能です。

希望の日程を入力して進んでいくと、「チケット詳細」画面に予約クラスが表示されます。

他の検索サイトを利用していて気になる飛行機が見つかったら、同じ日程・同じ便でエクスペディアを使って検索してみるのもいいかもしれません。

ちなみに上記便を利用の場合、予約クラスがBだとANAのマイレージ積算率は100%になりますが、
パリー羽田往復便の価格は約30万円でした。

海外旅行の出費の大きな位置を占めるエアチケット。
同じ路線でもマイレージを優先するか、航空券代を優先するかで必要な金額が変わってくるので、旅行予算や旅の目的、ライフスタイルに応じて選んでいくことが大切です。

マイルがなかなかたまらない時は提携クレジットカード利用がおすすめ

「マイレージ会員になってみたけれど、思うようにマイルが貯まらなくてそのままマイレージが失効してしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。

例えばANAで東京〜福岡をANAの割引チケット(ANA SUPER VALUE等)で往復した場合、通常貯まるマイレージは850マイル。マイレージを無料航空券に換えるためには、国内線でも片道5000マイルを貯めなければいけません。(キャンペーン時等を除く)
出張などで頻繁に利用するならまだしも、たまに国内旅行をする程度ではマイレージの恩恵を受けられないような気がしますよね。

その点、海外旅行、しかもヨーロッパ方面に行くとなると、一気にマイルを貯めることも可能になります!
ANAの一番安いEconomy Specialでも、羽田〜パリ往復で3,636マイルがもらえます。
マイルの有効期限は取得した日から3年間なので、その間に国内・海外旅行をすれば無料航空券を受け取ることもそう難しくないかもしれません。

今は飛行機に乗らなくても、ショッピングなどでマイレージをためる方法もたくさんあります!
海外旅行をきっかけに、お気に入りの航空会社のマイレージ会員になってみませんか?

ちなみに筆者はANAのマイレージクラブ会員です。
JALも登録しているのですが、利用する頻度が高いのがANAになってきたため、現在はほぼANAのみでマイレージをためています。
また2024年にANAカード会員になったので、ますますマイレージをためやすくなりました!
「ANA VISA ワイドカード」なら200円で1マイルがたまるので、日々のお買い物(オンラインショッピングを含む)や外食時など、小さな額でもこまめにカードを利用するようになりました。

もし、

★海外旅行のためのクレジットカードを探している
★ANAやスターアライアンス系の飛行機を利用する予定がある

という方はぜひ、ANAカードもご検討ください。
もしANAカードに入会してみようかな、と思ったらぜひ「マイ友プログラム」を利用して、入会ボーナスマイルをもらっちゃいましょう✨

実はこのキャンペーンを知らずに500マイルをふいにしてしまった管理人です…😢
たかが500マイル、されど500マイル。ANAカード入会前に知っていれば…と後悔しきり…

ANAカードの「マイ友プログラム」参加で500〜5400マイルをもらえる!

新規でANAカードを作成する際、カードユーザーからの招待を受けた方はカードの種類に応じて入会ボーナスが加算されます。

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入会カード入会者紹介者
anaカード一般ANA一般カード
ANAワイドカード
500マイル500マイル
ANAカードゴールドANAゴールドカード2000マイル1500マイル
ANAカードプレミアムANAプレミアムカード5400マイル1500マイル
ANAマイ友プログラムで得られるボーナスマイル一覧

また、紹介者もマイレージが得られるので、カード会員になって家族やお友達に紹介すれば、さらにマイルがたまる仕組みになっています。

もし、他に紹介してくれる人の心当たりがない!という方は、
よろしければ下記、ラボヤージュ管理人・Meikoの紹介番号をお使いください。

紹介者氏名:(姓)マツヤマ (名)メイコ  紹介者番号:00119011

紹介者の名前と番号の登録はこちら クリックするとANAのサイトにジャンプします

お申込者さまの個人情報は管理人には一切通知されませんのでご安心ください!

ちなみに私が所持しているのはANAワイドカード(一般)です。
年会費とマイル移行手数料がかかりますが、マイレージをより多く集められるカードです。
さらに海外旅行保険が自動付帯で手厚いのでこちらにしました。

ANAマイレージカードの活用術なども今後ご紹介していく予定ですので、お楽しみに!

おわりに…海外旅行の最初の一歩! 航空券の手配

管理人Meikoが航空券を手配する際の流れをご紹介しましたが、いかがでしたか?
基本的に「移動費はなるべく安くして、現地滞在を楽しむ」ことに重点を置いているので、以前は検索サイトで一番最初に表示される価格の安い経由便をよく利用していました。

けれど2020〜2022年のコロナ禍の中で国際線を利用する中で、心境の変化がありました。
もともとは中国系の経由便をよく利用していましたが、コロナ禍では中国経由の便が全てなくなってしまったのです。
その際に利用したのが全日空(ANA)でした。
コロナ禍という非常時、250人乗りの飛行機に30人ほどしか搭乗していないこともありましたが、それでもホスピタリティを忘れない丁寧なスタッフ(予約変更時の対応やグランド含め)の姿に感動して以来、ANAを選ぶようになりました。

さらに「裏技」を使ってパリと日本間のANAの航空券代を約半額にできるようになったこともあり、現在はほぼANA一択です。
この「裏技」についてはまた、項をあらためてご紹介しますね!

奥が深い航空券選び。私も日々、予約サイトや航空会社の情報をチェックしています。
もし気になることや不明な点がありましたらぜひ、お気軽にご質問くださいね!

それでは、Bon voyage!

航空券の手配について

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この記事を書いた人

めいこのアバター めいこ 更紗屋雑貨店代表

「自分でつくる旅」をテーマに、航空券の探し方、フランスの蚤の市情報、旅に役立つアイテム紹介などを発信するサイトです。ひと味違う海外体験をしたい人へ、自由で心地よい旅のヒントをお届けします。note記事も公開中。

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